かっこよくない優しさに会えてよかったよ

※本日の日記にはライトな寄生虫話を含みます。
なるべく具体的な描写は避けたけど、それでもどうしても嫌だって人は見ないでね。
 
博物館に2個行かなきゃな日だったのに、
起きたのが13時半で断念。
なんで博物館は17時とか18時までしか開いてないのでしょう。
 
結局1個だけにして、目黒の寄生虫館に行った。
高2の遠足で行って以来。
あいかわらず寄生虫たちはそこにいた。
思う存分見て回る。
あれだねー、グロいのは寄生虫そのものじゃないんだよ。
寄生されてる状況というか症状というか、なんだよ。
でも危ないやつばっかりじゃないんだって。
宿主と共存してるのがほとんどで。
だって宿主に害を与えたら自分の身も危うくなるしね。
ムササビなんてすごいよ。
何がどうすごいかは書かないけど。
前いちばん衝撃を受けたのはイルカの胃に寄生したアニサキスだったけど、
セカンドインパクトはたいしたことなかったな。
気持ち悪いは気持ち悪いけど。
グッズもよく見たら充実してた。
新作Tシャツはでっかい「蟲」の字プリント。
本物の寄生虫が入ったキーホルダーとか、誰が買うんだ。
そしてシルエットにしてみてもデフォルメしてみても、寄生虫寄生虫だから!
いろいろ心の中で突っ込みを入れつつ、ポストカードとガイドブックを買いました。
ポストカードもなかなかのラインナップだったよ。
がんばってかわいらしくしようとしてるのもあったけど、
そのものずばりの写真を使ってるやつも・・・
標本の写真ならまだいいんだけど。
私が買ったのは日本海裂頭条虫の標本のやつ。
いわゆるサナダムシ。
やつは全然気持ち悪くないよ。ただの紐みたいで。
 
寄生虫館は入場無料。
でも国とか自治体からいっさい助成金補助金ももらってないんだって。
だから募金が頼りなんだって。
あ、募金入れてくるの忘れた。
まぁポストカードとガイドブックで400円落としたからいっか!
すごく存在意義のある場所だと思う。
だって世界で唯一なんだよ?
ちょっとほんとかよって思うけど。
なんか世界中探せばありそうな気がしないでもない。
まぁ、「公的に認められてる」のがあそこしかないってことだろう。
寄生虫学って人類にとってものすごく大切な学問なはずだし、これからも寄生虫館にはがんばり続けてほしいものだ。
 
博物館の類は1人で行くに限るね〜。
誰かと一緒だと、じっくり見たいとこがじっくり見れなかったり
自分にとってどうでもいいとこに長居しなきゃいけなかったりするじゃん。
人それぞれの見方があるしね。
全部じっくり見たい人と、興味あるとこだけ見たい人と。
私は後者。
1人だったら興味ないとこはぽんぽん飛ばしてリズミカルに進めるし、
もう1回見たいって思ったら戻れるし。
でも誰かとあーだこーだ言いながら回るのもそれはそれで楽しいけど。