しょぼくれて日が暮れて

昨日はソロ巡検のはずだったけど、夕方までだらだらごろごろしてしまいおじゃんに。
やっぱ旅の疲れがね。しかも昨日は半日博物館だったから、若干おなかいっぱい感もありつつ。
16時頃やっと重い腰を上げて、Bunkamuraのベルギー幻想美術館展だけ行ってきた。
前半うーんあんまり楽しくないなぁって思ったけど、マグリットのゾーンはよかった。
意味不明すぎてキモ面白い。
なんなんだろう、ほんとに意味わかんないよね。そもそも意味はあるんだろうか。ないのかな。
タイトルも絵とどうつながってるのかわかんないし。なんかの絵のとこに「意図的に無意味な題をつけているものと思われる」って書いてあったけど全部についてそうなのかな。
芸術家ってなんつーかほんと紙一重だ。
でもマグリットは普段はごくごく普通で小市民的な人物で、絵を描くとき床や手を汚すことはけしてなかった、って書いてあったけど。
てか、床や手を汚さないのは普通なの?
確かに昔美術の時間に、「絵がうまい人は手を汚さずに描けるんだよ」って先生が言ってた記憶があるが。
後半はハイパーデルヴォータイムで個人的には微妙。でも、タイトル忘れたけどチラシに使われてる絵はよかったな。
デルヴォーもなぁ。かなり紙一重だよなぁ。偏執的というか。抑圧された願望が爆発しまくり。でもやっぱそういうフラストレーションがないと芸術にならないのかな。
今回は物販もいまいち心惹かれず。
マグリットのポストカード買おうと思ったら、展示されてる絵のは1枚もないってどゆこと?
デルヴォーとかはオリジナルのがあるのに、マグリットは輸入ポストカードしかなかった。
がっかり。一番キモいやつ買おうと思ったのに。


Bunkamura行って、帰りにH&Mちらっと見て、稽古。
大学での稽古は久々。
未だに学生証見せて入構できるし、学食でごはん食べてても違和感ないだろうけど、でもやっぱあそこはもう私の場所じゃないんだよな。
大学生と年もかっこもたいして変わらないけどやっぱ何かが絶対的に違う。
部活だっていつでも気軽に行けてみんな歓迎してくれるけど、学生気分に戻るってことはない。むしろOGとしての自分を強く意識せざるを得ない。
もう私の居場所は大学にはないんだよね。もう絶対戻れない。さみしいなぁ。
なんか最近いろんな人がそんな感じのこと書いてるけど、そういう時期なのかねぇ。
半年経ってやっと学生気分が抜けて社会人らしくなってきたというか。
でもせっかく平日休みだったんだから、授業潜るとか先生に会いに行くとかすればよかったかな。


広島旅行についてはまた改めて。