20230717 TXT ミート&グリート お見送り会(6部)

昔はブログに好きなドラマの感想とか旅行記録とか熱量高く書いてた。あの時の感覚を少し思い出してる。ほとばしる感情を言葉にしたいんだよ。

4月のシュチタからトゥバが気になり始め、ツアーの追加公演のお知らせをきっかけにファンクラブに入り、追加公演2日参加して完全に落ちた。そして迎えたアルバム発売。CDに入ってるシリアルでミート&グリートが当たる企画があり、メンバーを1人選んでハイタッチ、メンバー全員とハイタッチ、メンバー全員のサイン会(FC会員限定)から選べた。

5人を近くで見てみたいというのが一番強い気持ちなのでハイタッチかサイン会で迷ったけど、FC限定とはいえサイン会は数が少なそうだしな…と思って結局ハイタッチに。

1次応募ではとりあえず3形態1枚ずつ買って応募して、敢えなくハズレ。2次はこの応募券商法に乗りたくない気持ちと葛藤しながらも、後悔しないようにと思って結構……積みました。何枚買ったかは一応伏せる。積んだおかげかはわからないけど、7/17の最終回に当選。当落見た瞬間声出た。当落出るまで仕事が手につかなかったけど、出たら出たで仕事どころじゃなくなった。

用意したものはハングルで名前をでっかく買いた名札と、ボムギュのトレカを入れたトレカケース。サンリオのトレカケースが主流だけど、ちょっと気恥ずかしくてタワレコのシンプルなケースにした。シンプルなほうがボムギュの美が際立つでしょう。Surrender ver.のボムギュを意識してオレンジ系メイク、当日彼らが着てくるであろう衣装(音楽番組で着てたペイズリー柄のシャツに黒い革の半ズボン)を意識してペイズリー柄のワンピースを着て、めったに履かなくなったきれいめのパンプスも履いて。私の顔や服なんてどうでもいいし自己満なのは重々わかってるけど、せめて失礼のないようにしたくて…

会場は有明GYM-EX。家から遠いから、間違っても不測の事態で遅れるようなことがあってはいけないと思いかなり早めに出発。ただ、早すぎるので豊洲ららぽーとでお茶しようと思ってたんだけど、行きたかったお店が混んでて、少し並んだけど無理そうで諦めた。会場着いたらもう結構並んでたので、こんなことならもっと早く行けばよかった…と思った。ハイタッチは別に順番早くなくてもいいけど、ハイタッチ始まる前にミニトークショーがあって、早く来た順に前に行けると聞いてたし実際そうだった。

会場内では両手を空にしなきゃいけなくて、小さいカバンから日傘とかペットボトルとかはみ出すぎて恥ずかしかった。せめてペットボトルは捨ててくればよかった。

結構ガチめに本人確認される。退場させられてる人も見た。

ステージ前でミニトークショー待機。多分前から10列目以内には入ってたかな?ハイタッチ用のビニール袋も配られ、今のうちに装着しとけよというアナウンスが流れる。始まるのを待ってる間、隣にいたお姉様に「(ハイタッチの時)ゆっくり行ったほうがいいですよね!ゆっくり行きましょう!」って言われて「頑張ります!」って答えたけど、結果的に全然頑張れませんでした。お姉様、その節はすいませんでした。

ミニトークショーはSugar Rush Rideに合わせてヒュニンが踊りながら登場。遅れて4人も登場。肉眼で表情まで見える…!コンサートでは豆粒だったので感動。ほんとにミニミニなトークショーだったけど、その一瞬で会場のボルテージが一気に最高潮になり、緊張してビニール手袋の中びっしょびしょになりつつも雰囲気になんか笑ってしまう。

ステージに向かって最前列からハイタッチの案内が始まり、列が動き始める。ブースの中は直前まで見えない。家で考えてきた「イルボネワジョソコマウォヨ」(日本に来てくれてありがとう)を手にマジックで書いて、直前まで頭の中で反芻していた。ブース手前でスタッフに両手をチェックされ、GOの合図で中に入ると……5人の姿が一気に目に入り、全てが吹っ飛んだ。気づいたら終わってた。

ほんとに一瞬。一瞬の夢。体感1人あたり3秒くらい。ミート&グリートというよりタッチ&ゴー。絶対にお顔を凝視するつもりで意気込んで行ったのに、そんな余裕もない。マラソンの給水所みたいって言ってる方いたけど、ほんとにそれ。流しそうめんくらい流される。私がそうめん側ね。もうさ、メンバーの前に行った瞬間から右肩に剥がしの手がかかってんのよ。ハイタッチしたら剥がされるから、ハイタッチする前に粘れ、というのをTwitterで見かけてたのはこういうことだったのか……。でもメンバーももう手を出して待ち構えてたし、あそこから粘れないよ……。

ちょっとほんとに記憶が曖昧なんだけど、確かにあの5人は実在してた。それだけは間違いない。

とにかく見やすさ重視で、何のデコレーションもせずにマジックでぶっとく名札書いたんだけど、そのおかげなのか何もアピらずとも全員から名前呼んでもらえた。その先制攻撃のせいで全てが吹っ飛んで何も言えねえ状態になった気もするけど。

スビン以外は「ちゃん」付けだったような気がする。地味に嬉しい。年下の可愛い男の子たちにちゃん付けで呼ばれてグフフってなってるの、私も歳とったなって感じする。

 

スビン:スタッフにGOされたらもうそこにいる。「お〜、◯◯さ〜ん」。スビンちゃんのあの感じでゆったり呼ばれる。顔小さい。

ヒュニンカイ:手を広げながら「◯◯ちゃぁ〜ん!ありがとう♡」言い方可愛い。元気はつらつでキラキラしてた。両手でハートやってくれた!顔小さい。

ヨンジュン:なぜかヨンジュンだけ距離感が近く感じたし、ばっちり目が合って一瞬時が止まったように感じた。解像度高かった。「ヨンジュンいる……近………」ってなった。「◯◯ちゃ〜ん…」みたいな、なんかちょっとはにかんだ感じで呼んでくれた。顔小さくて綺麗だった…。

ここまでただ流されながら「わ〜!ありがと〜!」と手を振ることしかできてなかったけど、やっとなんか言わな!と思って剥がされながら「大好きです!」って言ったけど聞こえてない疑惑。

テヒョン:「◯◯ちゃん!!」明るい。やぁ!って感じで前のめりに迎えてくれる。おめめがきゅるきゅるしてる…。可愛い…。

ボムギュ:アンニュイな感じで「◯◯ちゃん〜、ありがとう〜」。ボボボボムギュだ……!って思ってる間に剥がされてて、もう次の人に目線行ってるボムギュをただ眺めていました…。ただただ美男子だった。なんか次の人に目線行くの早かったような気がしてしまう。推しなのに一番記憶薄い…。

 

なんかね、次のメンバーが視界に入っちゃうから処理能力を超えて注意散漫になってしまった気がするよ。テヒョンとボムギュが2人同時にフレームインしてる画で記憶されてるもん。メンバーの並び順も事前にわからんし、情報量が多すぎて一瞬の間に処理できない!

みんな大きい、っていう感想をよく見てたので大きさも楽しみだったんだけど、そこまでおっきい!!って感じもしなかった。でもスビンとヒュニンが遠くに感じたのは大きくて顔が小さいから遠近感バグってたのかな…

ハイタッチするの忘れたっていうレポもいくつか見かけて気をつけてたので忘れなかったし、ハイタッチをした記憶はあるけど、それぞれの感触とかは全然覚えてない……。

ブースを出る直前に未練がましく振り返ってボムギュを見たら、もう私の背後に次の人が来ていた。そしてブースを出たら、前の人はまぁまぁ遠かった。もしかして前の人はもっと一瞬だったのかな…

ブースを出たらビニール袋捨て場があったので、呆然としながら脱ぎ捨ててしまったけど、外に出たら手袋の匂い嗅いでる人いて。いい匂いするっていうのも見かけたから、持ち帰らないまでも匂いくらいは嗅いどけばよかったな…って思った。

普段言い慣れないことは咄嗟に出ないので、韓国語もっと勉強しなきゃなって思いました。アニョハセヨとかカムサハムニダじゃつまらないとか思わずに練習しておけばよかった。ポゴシポッソヨ〜!でもよかった。何か言いたかった…。呆然としたままゆりかもめに乗り、新橋のスタバに入り、桃フラペを吸いながら家に帰りました。

後から考えてみると、謎にヨンジュンだけ解像度が高かったのは、他の4人より少しだけ反応速度が遅かったんじゃないかという気がする。体感として、他の4人はこっちが到着しきる前からもう名前呼んでくる感じだったけど、ヨンジュンは一瞬の間があった。でもこれも、ヨンジュンのビジュアルが強すぎて時が止まったように感じてるだけなのか??とにかくお顔が小さくてパーツパーツが際立っていてかっこよかったし美しかった。思い出せる部分が少ないから、唯一はっきり思い出せる部分を何度も何度も反芻してるよ!このままだとヨンペンになっちゃう!!

TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : SWEET MIRAGE> IN JAPAN 追加公演@京セラドーム大阪

この3年ほどBTSにハマっていたんだけど(このこともそもそもブログには書いてなかった)、シュチタでカンテヒョンくんのきらきらなおめめと利発そうな受け答えを見てTOMORROW X TOGETHERが気になり始め、ちょうど日本で追加公演があると知り、行ってみたくてFCにまで入ってしまった。2ヶ月でここまで…。

FC2次で応募したんだけど、簡単には当たらないかなと思って軽率に2日間申し込んだら見事に2日とも当たったので、行ってきましたよ。


7/1(土)

客層がめちゃ若い。ぴちぴちしてる。いつも怒髪天とか行ってるからこんな感じ慣れてなくて気後れするな〜と思ったけど、40-50代っぽい人もまぁそれなりにいた。

開演は18時で、その前にFC特典を受け取るために17時ちょい前に到着。果てしなく歩かされる。ドームの周り1周するのかな?ってくらい歩かされる。そして受け取った瞬間に、これのために30分以上待ったのかぁ……と思ってしまった。いや、とても素敵なお写真ではあるんですけども、まぁまぁぺらくて。土日両方受け取り予約してたけど多分2日とも同じだろうから、初日しか取りに行かなかった。

開演20分前くらいに着席。この日は注釈付き指定席の3塁側下段。なるほど、これが注釈付きなのね。謎のクレーン?のドセンでした。メインステージにばっちり被ってる。

夫が買ったオリンパスの双眼鏡を借りていったけど、使い慣れてないし、そもそもこういうのピント合わせるの苦手だし、マスクから漏れる呼気で曇るし。動いてる人にピント合わせるの難しい。でもサブステとトロッコは結構見えたし、あってよかった。メインステージも、少なくとも誰がどれかくらいはわかる。

以下、始まってからの感想は前後関係が曖昧なので順不同になります。


なんか匂いする?と思ったら演出だった!序盤がブルーアワーの香り、後半でまたネバーランドの香り。すごいねー、ドームでそんなこともできるんだ。

ロッコ、そっちかーい!!ってなった。サブステが野球で言うと多分2塁あたりにあったんだけど、トロッコはスタンド前まで来るのかと思ったら、途中で曲がってサブステ方面へ…ちょっと残念。

アイドルが「アイドル」歌ってるの見て無邪気に喜んでいいのだろうか…という気持ち。

ペンライトの接触が悪くて、ちょっと振るとすぐ切れちゃう、不良品なのか?と公演中ずっと思ってたんだけど、終わってから調べ直したらまさかの電池間違い。単3なのに単4入れてたよ。どうりで電池がカシャカシャ言うなーって思った!アミボムが単4だから単4だと思い込んでた。アホすぎる。でもさ、電源ついたら合ってるって思わん??

MCが97%くらい日本語。韓国語はほんとに最終盤のコメントの時だけ。すごいなぁ…こんなに準備してくれてありがたいしかない。

日本語だけじゃなくて日本人が喜ぶであろう小ネタも複数仕込んで…。

「ひとりの夜」でしんみり。とにかく歌が上手いし、じーんときた。テヒョンが泣いてて驚いた。

この日は音楽番組の中継が途中で入っていて、日テレのアナウンサーが会場に来ていた。CM前に10秒くらい会場映すのでさっきまでと同じく盛り上げてください!と。中継繋がったら櫻井くんの顔がモニターに大写しになり、現推しのライブで元推しを見るという不思議な体験をした。

珍しい体験ではあったけど、私は民放が苦手というか好きじゃないのもあり、恋人とのデートにパリピが割り込んできた、みたいな感じを受けた。トゥバとMOAで完全な世界が出来上がってるとこに、なんでこの人らがズカズカ入ってきて「盛り上がってますか〜!」とか言ってくるんだろ…という気持ちに。

終盤、幕が降りてきて、終わりか…と思ったらボムギュの「ちょっと待ってください!!」「まだ僕たちの呪文唱えてないですよね?」からのワリワリ!これは粋な演出〜!嬉しかった。

18時開演で終わったのは21:40くらい?3時間半超の長丁場。


初日の印象に残ってるコメント。

テヒョン「最初の数曲でメイクが全部落ちちゃいました、でもかっこいいですよね?」

ボムギュ「moaの皆さんと守れない約束はしないボムギュなんですよ」


7/2(日)

この日は16時開演。席は指定席の3塁側上段。入場時にランダム本人確認に捕まる。ランダムっていうか…まぁランダムなんだけど、入場したところでもたついてたらスタッフに「こいつにしてみるか」って選ばれた感じはあった。ファンクラブ会員証までは確認されなかったけど。

無事本人確認も済ませて、双眼鏡のピント合わせテストに勤しむ。上段ではあるけど、注釈付きの下段よりはやっぱりよく見えるし、ペンライト問題も解消されたので心穏やかに集中して見ることができた。


ハッピーフールズの腹話術かんわいい……涙

初日もあったけど、ヒュニンのソロダンスの演出がファンタジアっぽい。その後時計がぐるぐる回り出すとこはタワー・オブ・テラーっぽい。

ボムギュがバラに火をつけるとこやばいな。オタクをわかりすぎてるな。

テヒョンが、通訳しやすいようになのかかなりコメントを短く切ってるのが印象的だった。「紫陽花のような恋」が通訳さんに通じてなくて、テヒョンも通訳さんも「?」ってなってるの面白かった。

Our Summer、みんなで歌ってるのジーンときちゃった。韓国語なのにめちゃくちゃ声出てる。私も次までには完璧にしておくね(次も行く気満々)。

昨日の演出を知ってるMOAたち、最後に「待ってください」が来るかと思ったらそのまま幕が降りてしまって戸惑う悲鳴があちこちから聞こえた。その後再登場したと思ったら、この日はワリワリじゃなくてito!もぉ〜!ってなった。

終わってみたらほぼ4時間!中継ないのに初日よりちょっと長いって、どういうことなの。「昨日は中継が入って急ぎ足だったけど今日は僕たちのペースでできました」みたいなことウィバラで言ってたけど。


2日目の印象に残ってるコメント。

ヒュニンが中盤で「僕たちが努力したからでなく全て皆さんのおかげ、愛を当たり前だと思わず努力します」みたいなコメントしてて、「あなたたちの努力の賜物だよぉぉ〜〜」って涙。「体中の細胞がMOAを愛してると言ってます」もやばい。

スビンの「愛というよりもっと壮大な言葉を探しましたが…僕の気持ちを表現できる言葉は、“愛してる”しか見つかりませんでした」でめちゃくちゃズキューンてなった。

 

2日間通しての感想。

「めちゃくちゃ踊るし、とにかく歌が上手いし、そんなに日本語喋るの!?」が一番大きい。実はK-POPのコンサートに行くのはこれが初めてだった。もちろんライブ映像はいろいろ見たことがあって、行く前は「Japanese ver.より原曲のほうがいいのにな」とか、「日本語コメントだと完全に事前に準備してるシナリオ感あるよね…」とか思ってたんだけど、行ってみたら全然違う感想を抱いた。日本語曲も日本語のコメントもこんなに準備してくれてるなんて、ありがたすぎるでしょ。あそこまで日本語しか喋らないと思わなかった。しかも、2日間完全に同じじゃなくて変えてきてるのがすごい。

テヒョンの「みなさんのおかげさまで」とかのあたりで、ただカンペ読んでるだけじゃないんだということもわかるし…。勉強してるんだよ…涙

最後は韓国語でライブ感のあるコメントをしてくれたのもよかった。

Japanese ver.は全般的に歌詞がちょっと不思議だけど(これは昔からK-POP全般そうだよね)、歌詞の意味を大きく変えずにリズムに嵌めるって結構難儀だよな…とも思うし、とにかく日本のMOAのために用意してくれてることが嬉しいなと思った。こんなに日本向け手厚いんだな…沈みゆく国だけどまだ市場はそれなりにでかいんだな…。

優里も川崎鷹也もあまり好きではないけど、トゥバの曲として聴くといいじゃない…。

ボムギュはほんとアイドルになるために生まれてきたような人だなぁと…美貌どうなってんのかわかんないし愛嬌がすごい。

あんなにキラキラしててこの世のものとは思えない美しさなのに、汗かいてる…生きてる…って思った。

というか京セラ暑くない?客席でちょっとペンライト振っただけでも汗が出てくるから、トゥバちゃんたちはどんだけ暑かったか。

最近ボムギュのビジュが刺さりすぎていて(ウィバスコンがほんとにすごかった)ライブで完全に落ちた感はあるんだけど、当日はかなりテヒョンにも目が行ってた。歌声も好きだし、表情がいい。かしこあざとい感じも良い。ここで筋肉見せたらみんな喜ぶでしょ?的な。絶対計算だしあざといんだけど、おりこう感が強いのであざとい感じがあまりしない。可愛い。ジャケットをはだけさせて肩とか見えてて、モニターに映ってみんなが「ギャーッ!!」ってなった瞬間に着直して「きゃっ」みたいなリアクションしたり、可愛い。

 

一回りも歳下(…)の少年たちにこんなきゃーきゃー言っててどうなんだろって恥ずかしい気持ちもちょっとあるんだけど…素敵なんだからしょうがない。

とりあえず、次回があるならもっといい双眼鏡買って練習してから行こうかな!

体と心のどっちにここまで連れて来られたんだろう

私の体のほうが、空気を読んでくれてるんじゃないんだろうか。私の体が一番、私の本当の気持ちを理解してくれてるんじゃないだろうか。あるいは、私の体こそが「私、別に細胞分裂したくないよ。無理に引っ張り出さないで」と訴えてるのかもしれない。などと病院帰りに考えていた。

そんなことを思いながら治療を続けることは、罰当たりなのかもしれないよね。

産んで後悔するより、産まないで後悔するほうがずっとマシじゃない?だって産まなければ誰も巻き込まないんだから。こればっかりは「しない後悔よりする後悔」とは言えないでしょう。人の命がかかってるんだから。

私ひとりの問題ならとっくにやめてると思うけど、夫のことを思ったら、治療もせずに諦めるという選択肢はなかった。でも、ここまでやればもういいんじゃないか?ここまでやってできないならもうそれは天命じゃん?

できたらできたで運命だよなって思ってたし、当たり前すぎるけど責任持って育てるつもりだけど、できないのもできないで運命でしょう。

仕事の合間に病院に通うのは私。長い長い待ち時間にくたびれるのも私。毎日自己注射しなきゃいけないのも私。全身麻酔で身体の一部を取られて、痛みに耐えるのも私。そして妊娠するのも産むのも私なんだ。どうするかは私が決めていいだろ、どう考えても。夫も、私がやめたいと言えば止めないだろう。でも内心は悲しむはず。それがわかるから簡単じゃない。

婚活記録 2015/10〜2016/01

今さら!?って感じだけど、スマホのメモ帳に残ってるのを見つけたので。なんか、以前の婚活記録を読み直したらなかなか面白いなって思って。せっかくだから第二期の記録もブログに上げとこうかなと。

2015年9月に当時の彼氏に振られ、わりとすぐ婚活再開。というか、今だから言うけど、私のほうでもこの人違うかも…って思ってて、実は向こうから別れのLINEが来る前日に婚活パーティーに行ってました。ごめんなさい。だからお別れLINEがタイムリーすぎた。まぁあれだね、お互い終わりのムードを感じてたってことで…

再び婚活アプリに登録。前回はoを使っていて、この時はoとp両方登録してみたんだけど、結局途中でp一本に。なんとなくpのほうがよさげな男性が多かった気がする。

4人と会って、4人目の人と5回会って付き合うことになり、1年後に結婚しました。

婚活してはいたけど、まさか本当に婚活アプリで結婚相手を見つけられるとは思ってなかった。普通に暮らしてたら出会えない相手に出会えたから、pさんには感謝しかない。

 

1.完全にヤリモクのやつ(同い年)【私から】

写真やプロフィールに特別惹きつけるものがあったというわけでもないのに何故自分から「いいね」押したのか、後から考えると謎。

事前にたいしたメッセージのやりとりもなく、ちょうど都内に出かけてる時に「今日の夜会えませんか?」と言われ、まぁちょうどいいかと会うことに。後から考えると、当日アポとろうとする時点でお察し案件。

まぁ普通に楽しく飲んだけど、後から考えると、やけに顔とか体のパーツについて褒めてきたり、夜の話をしてきたりする時点でお察し案件。

途中で「付き合うか二度と会わないかどっちにする?」と言われ、しつこく説得され、ここで切るのはもったいないと思ってしまい、付き合うって言ってしまった。おいしっかりしろ!気を確かに持て!!とその時の私の頰を叩きたい。

しかし、その次に会う約束をした時に家デートを提案されたので、「もう少し付き合ってる感出てからにしよう」とかわした。そしたらドタキャン。その後も当日とか前日に会えないか聞いてきて、無理だというとそれっきり。こちらからの連絡にはまともに応えない。

何週間かそれが続いて、なんだコイツ、いわゆるヤリモクってやつか?と気づきブロック。結局会ったのは初回だけ。「とりあえず付き合おうって言って囲い込む」「付き合ってるんだからいいよね??と関係を迫る」「真面目に付き合う気はさらさらない」ということだったんでしょうね。遊び目的なら最初からそう明言してればまだマシだけど、こういうのは悪質だと思うわ。通報すればよかったかな。


2.人の話を聞く気がない男(同い年)【相手から】

見た目がタイプ、趣味も合いそう、しかも好条件、だけどいいね数が多い人気者だから無理かな…と、とりあえずお気に入り登録だけしていたら、向こうからいいね押してくれてテンション上がった。メッセージのやりとりも誠実そうで中身があって、向こうも「こんなに楽しくやりとりできるの◯◯さんだけです」とか言ってきた。しばらくのやりとりの後に会うことに。

見た目は何の問題もなく、恵比寿のこじゃれたお店を予約してくれてて、話も結構弾んだ。頼んだわけじゃないのに身元確認のために保険証を提示されて、そんな人今までいなかったから戸惑ったけど、まじめな人なんだな〜と思った。

関西人で若干ノリが違うかなー?ってのと、私が話してる間、心なしか興味なさげにしてる瞬間があって少し引っかかりつつ、終盤に「お話ししてて楽しいので、次も会っていただけますか」と言われて、断る理由もなく快諾。その場ですぐ翌週の約束をとりつけ、帰り道にもいい感じのLINEが来て、いい感じのやりとりが続いていたんだが。

約束の前日、お昼休みにスマホを見たら、「女友達から告白されて驚きましたが付き合おうと思ってるので明日はキャンセルさせてください。アプリも近々やめます」という旨のLINE。

ショーック!でもまぁしかたないよね、そりゃもともと知ってる人のほうがいいに決まってるよね…と思い、とりあえず仕事終わってからなんらかの返信をすることにした。

で、仕事終わりにアプリを見たところ、さっそくその人からブロックされてることが判明。嫌な予感がしつつLINEで「残念だけどしかたないですね、お幸せに」的なメッセージを送ったけど、いつまでも既読にならないのでこちらもブロックされたと思われる。

なんか…そりゃ赤の他人だし、1回しか会ってないといえばそうだけど、それってどうなの?失礼じゃない?自分の言いたいことだけ言って終わりですか。こっちの気持ちとか言い分なんて知ったこっちゃないのね…とモヤモヤした。

別に執拗に追うつもりなんてないし、どっちかっていうとそっちが食い気味だったんだし、こちらとしては気持ちよく終われればそれでよかったのに。しかし女友達云々は果たして本当だったのだろうか。


3.仕事大変そうな人(同い年)【相手から】

なんかもうあんまり覚えてないな。とりあえず写真と違うし、なんかへらへらしてて、会話の内容で若干引いたことは覚えている。

そして開始1時間くらいで向こうに会社から電話が来て、10分か15分くらい放置されたあげく、急遽会社に戻らなきゃいけなくなったって平謝りして去っていった。

最初、お詫びも兼ねてここは僕が払っときますんで!ってカードを出しかけたのに、なぜかそれをやめて現金置いてった。そしたら結局足りてなくて3000円払う羽目になった。おい!!

私も帰りたかったけどその時点でチーズフォンデュ注文しちゃってたから、しかたなく来るまで待って、1人で食ったよチーズフォンデュ

よく来る店って言うわりにメニューあんまり把握してないし、チーズフォンデュ美味しいって言うわりにはぬるくてそんな美味しくなかった。平日にわざわざ渋谷まで出てきたのに…ハァ…と思って、帰りにリンツカフェに寄ってホットチョコレート飲んだ。

30分くらいして電話来たけど出る気しなくて、無視したらLINEで謝られたけど、もう会う気はしなかったのでスルー。たぶん途中退場がなくても同じ結果だったと思う。


4.夫になった人(2つ上)【相手から】

見た目的には特段好みでもないけど、プロフィールがまじめそうだったのでいいね返し。アプリ上で毎日1通くらいメッセージのやりとりをするのが1ヶ月くらい続いた。やっと会おうという話になったとき、確かアプリの障害でやりとりが見れなくなり、まだLINEも交換してなかったから、このまま流れたら悲しいな〜と思った記憶。復旧したけど。

初回はランチで、なごやかに楽しく過ごし。トイレに行ってる間にお会計も済ませてくれていた。次も会いたいなと自分から思ってそれを伝えたのは夫だけだったかもしれない。5回デートして付き合うことになった。付き合うまで指一本触れてこないのがポイント高かった。

そして1年後にはプロポーズ!婚活大成功でした!完。

Facebookで

久しぶりに昔付き合ってた人を検索したら、去年の夏に7年ぶりくらいに投稿してて息が止まりそうになった。独身、ってステータスになってるけど、変えてないだけかもしれないしなぁ。

……っていう半年前の下書きが残ってるのを見つけて、また検索してみたら、今年の夏にも投稿してて。しかもコメントのやり取りから察するに最近結婚したっぽくて。ほーん、やっぱり今まで独身だったのね。と思うなど。

しかしなんで時々検索しちゃうんだろうね!もう別れてから9年くらい?向こうが知ったら怖いよね、知るすべはないはずだからどうでもいいけど。むしろ友達申請とかしたらいい感じに怖がらせることができそうでちょっとワクワクしちゃうよね、やらないけど。

未練も恨みも残ってないけど、腑に落ちないまま終わったから腑に落ちなさはまだどこかに残っているのかなぁ。絶対に無理なんだけど、今からでも腹割って話せたらいいのになってのはある。なんであの時ああなった??っていうのは、一生わからなくてもしかたないと思えてはいるけど、それでも教えてもらえるならぜひ知りたい、ってのはこの先もそのままなのかもしれない。

オパール

8年前に当時の彼氏に買ってもらったeteのネックレスを、某フリマアプリで売った。オパールとダイヤモンドのついたチャームがとても可愛くて愛用してたけど、石が小粒すぎて、もうこの歳になるとしっくり来ないなと、近年はジュエリーケースにしまったままになっていた。

当時の値段の1/10程度で出品したのだけど、一瞬で売れてしまった。こんなにすぐに売れるんならもっと高値で出してもよかったなぁ、まぁさんざん身につけてたし減価償却は済んでるよな、と思いながら発送を済ませたら、じわじわと寂しさなのか悲しさなのか、なんとも言えない感情が押し寄せてきた。

なにせ、初めての彼氏にもらった初めての(そして最後の)プレゼントだったので。当時はそりゃもう嬉しくて嬉しくて。可愛いハンカチ敷いて写真撮ってTwitterか何かに載せたら、友達に「よっぽど嬉しかったんだね(笑)」的なことを言われて、バカにされてる気がしてちょっとムッとしたことも覚えてる。

元彼に買ってもらったことを抜きにしても可愛くて気に入っていて、別れた後もずっと使ってた。でも今こういう気持ちなのは、やっぱり思い出の品だということを抜きにしては説明がつかないな。

元彼自体に未練があるわけではなく、好きだったのにあっけなくふられて苦しくて苦しくて苦しかった自分の気持ちが忘れられないんだと思う。本当に人生で一番苦しい日々だったから。

今でも心の引き出しにその時の気持ちがしまってあって、時々引き出しを開けて眺めるように思い出すことがある。あのネックレスはその気持ちの権化みたいなものだったかもしれない。

そんな怨念がこもったものをフリマアプリで売っちゃったけど大丈夫かしら。笑

妊活

結婚して5年が経ち、年齢的にもそろそろあれかな、と妊活的なことを始めたけど、まぁ妊娠しないもんですね。ということで不妊治療的な領域にも踏み出している今日この頃で。

病院通い、ほんとめんどいよ。時間の融通が聞く仕事だからなんとかなってるけど、前職だったら無理だったと思う。実際不妊治療のために辞めていく人も何人も見た。子供をもつために仕事を辞めなきゃいけないなんて絶対間違ってると思うけど。

妊娠出産を意識しだすと、本当にいろんなことを考える。元々、子どもが欲しいと思ったことはなかった。でも積極的に「子どもは要らない、産みたくない」と言い切れる感じでもない。子どもがいなくても別にいいなって思いつつ、子どもをもつことを最初から放棄していいのかな?という気持ちもあって、ずっとこの間を揺れ動いている。

夫は子どもが欲しいらしいので、それを断固拒むような意志は結婚当初からないし今もない。でも、別に子どもいなくてもいいんじゃね?と思いながら妊娠しようとするのってどうなのかな、そんな生半可な気持ちでいいのか?という思いもある。

結局妊娠できなかったとしたら、私はどんな気持ちになるんだろう。少しホッとしてしまうのかもしれない。

妊娠もしてないけど、クアトロテストについて考えていた。ダウン症の確率が高いとわかったからといって中絶するって、命の選別ど真ん中すぎるような気がする。ダウン症で産まれてきたら不幸だから産まれないほうがよい、と断じてよいものなのか。それは優生思想ではないのか。産まない選択をする人のことを責める気にはなれないけど、かなり倫理的な問題を孕んでると思う。

命の選別だと思ってしまう以上、中絶を選択する勇気はないので、きっと検査を受けないことが正解なんだろうと今のところ思っている。