ポルトガル その1
今年の休暇はポルトガルに行ってきました。
初めてお一人様限定のツアーに参加してみた。女性が多いのかな?と思ったら意外と男女半々。年齢層はすごく高い。25人くらいのうち、30代は私含め2人。40代はたぶん1人。80代が2人であとは50〜70代。
80代の方々は若い頃に自転車でシルクロード走破したり日本一周したりしたという男性と、登山が趣味で百名山を制覇したという女性だった。80超えて1人でヨーロッパに旅行へ行こうと思える気力、13時間のフライト(しかもエコノミー)に耐えて行程をこなせる体力、そして金銭的余裕を全て兼ね備えてることがすごいと思う。目標にしたい。
でも前者は自分語りが激しくてめんどくさかったし、添乗員さんの話を聞いてなくて行方不明になったりする迷惑なじいさんだったんだけどね…。
金払って知らないじいさんの面倒見させられちゃかなわんからわりと序盤から無視してました。最初は優しくしてた人達も最後のほうはスルーしていた。
みんな1人で来てるからみんなでいろいろ話したりして面白かったけど、やっぱり途中からグループができるんだよね〜。ずっと同じペアで行動してる人たちも4組くらいいたな。
私は基本1人行動だったけど、他にも1人派の人がいて、みんなで食事する時とかはその人たちとよく一緒に座ってた。
「旦那さん置いて旅行なんて大丈夫?とか言われるけど意味わかんない」「なんで女がごはん作らなきゃいけないのよバカバカしい」みたいな頼もしいお姉様方ばかりで楽しかったなぁ。
機内食はまぁまぁ。小腹が減っておやつもらいに行ったらこのビスケットみたいなの出てきたんだけど、ほんのり甘くて予想外においしかったな。売ってたら買いたいくらい。
マドリッドで乗り継ぎしてサンティアゴ・デ・コンポステーラ泊の予定が、飛行機が遅れたため乗り継ぎ便に乗れず。
添乗員さんが振替の手続きをしに行き、待つこと1時間。お腹が空いたので売店でクラッカーを買って食べる。イタリア行った時食べておいしかったんだよね。
添乗員さんが21時半頃戻ってきて、振替便が翌朝になったことが判明。この日は急遽空港から車で10分くらいのホテル泊になった。この費用って航空会社から出てるのかな?
どうしても必要ならスーツケースを引き取れるけど、一度引き取ると預け直す手間が発生するということで、面倒なので預けっぱなしにすることに。引き取ってるの1人だけだった。
ロスバゲ対策でいつも最低限パンツと靴下と化粧水くらいは手荷物に入れてるけど、今回ほんとにパンツしか持ってなくてなかなか厳しかった。
メイク道具もないからすっぴんだし。せめて眉ペンくらいは持っておくべきだ。
でも後で気づいたんだけど、空港でいろいろ調達しとけば旅行保険適用できたのかな??航空機遅延費用みたいなのあるよね。
代替ホテルに着いたのはもう22時過ぎ。ビュッフェ式の夕食を軽く食べてさっさと部屋に行こうと思ったら、前述の自分語りじいさんと相席になりなかなか席を立てなくて閉口。1人のマダムがうまく切り出してくれて解散したのはいいんだけど、部屋に帰る道すがらそのマダムに「明日5時半集合よね?起きれないと困るから私の部屋に電話してくれない?」って言われてびっくりしたわ。なんで私が知らないおばちゃんの部屋にモーニングコールせなあかんねん。
結局そのあと「あ、でもモーニングコールがあるわよね〜じゃあ大丈夫か〜」ってなったけど。まぁどっちにしろ断るけど。
でも翌朝、ロビーで同じマダムに会って「化粧水も持ってなくて、顔カピカピですよ〜笑」って言ったらその人が化粧水と乳液貸してくれた!いい人だった。
集合が早すぎてまだ朝食始まってなくて、置いてある軽食を勝手に取って食べるスタイルだった。
源氏パイみたい。
飛行機の時間が7時半くらいだったかな?空港に早めに入ってわりと余裕があったので、そのへんをうろうろ。
ポールででかいマカロンを買ってみたり。
チョコレートのお店があったから目に付いたものを買ってみたり。(味はまぁ普通)
そうこうしてるうちに搭乗時間が来て、1時間ちょいくらいで着くからあっという間だな〜と思いきや、隣に座ったまた別のマダムからずーーっと話しかけられて疲れた。しかも終盤は機体が揺れて酔って吐きそうだった。
やっとの思いでサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着です…。なかなか本編が始まらない。