今はこんなに悲しくて 涙も枯れはてて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど

この間までは「糸」を聞いて泣いていた。今は「時代」を聞いて泣いています。
どんなにつらくてもそのうち平気になる時が来るって経験則で知っている程度には大人でよかった。
世の中の人たちはこんな思いをしながらも何度も恋をしているんですね。大変だなぁ。
大丈夫になってきたかもって思ったり、やっぱりだめだーと泣いたり。
朝、目が覚めた時が一番辛いのはどうしてなんだろう。動悸がする。


人の優しさが心にも目にもしみる1週間でした。
水曜は上司と先輩になぐさめてもらったあと友人2人と合流して、とにかくわーーっとまくしたてて。
金曜は高校の友人たちが予定を合わせてくれて、串カツをむさぼりながら話聞いてもらって。
昨日は大学の友人が付き合ってくれて。ハンドクリームくれて、スタバおごってくれて。笑
みんなやさしい。私はこんなに人に優しくできていたかなって反省するくらい。
話を聞いてくれる人がこんなにたくさんいたんだなって気付いた。ほんとうに周りの人に恵まれてるなぁって思った。
みんな口を揃えて「早めにわかってよかったんだよ」「大丈夫だよ、もっといい人がいるよ」って言ってくれるから、きっとそうなんだろうなって素直に信じられます。
私も優しい人になろう。人に対して誠実でいよう。と思います。


結局メールに返事は来てない。もう、来ないんだろうな。たぶん。
1ヶ月前まで普通だったのにここまで頑なに会うことを拒み、しかしはっきりした理由は言わず、「ごめん」の一点張りである、ということから導き出されるのは、他の女ができたっていうことなんじゃないでしょうか。
もしかしたら今できたんじゃなくて元々いたのかもしれない。それはずっと疑ってた。私の考えすぎかなって思ったりもしてたけど、ほんとにそうだったのかもしれない。
でも本当はそんなの私の見当違いで、ただ単に私と付き合っていく気が失せただけなのかもしれない。趣味や仕事の方が楽しくて、私にかまう時間が惜しかったのかもしれない。私の嫌なところを彼の方でも我慢してたのかもしれない。
何も言ってくれないから一人でこうかもしれないああかもしれないって考えるしかなくて、ありとあらゆる可能性が頭の中をぐるぐるしてる。答え合わせしたい。
今頃どういう気持ちでいるんだろう。さっぱりした気分で楽しい週末を過ごしてるのか。少しくらいは罪悪感を感じてるのか。仕事でそれどころじゃないのか。もう知ることはできないけど。
私がどういう気持ちでいるのかも、伝える機会ももらえないんだな。
付き合っている間、言いたくても言えなくて、いつか言おうと思っていたあれやこれやも、もう言えない。
元々知り合いじゃないし、共通の知り合いもいないし、ほんとうに赤の他人になるんだな。
迷惑がられるの承知の上で家に行ってみようかとも考えてたんだ、今日。もう復縁できるとは思えないし、だったら嫌な顔されたりひどいこと言われたり、なんなら他の女と鉢合わせたりしたら吹っ切れるかなって。
でも心のどっかで、元に戻れたらいいのにっていう気持ちもやっぱりあるんだと思う。今突撃しちゃったら完全に終わりだと思うから、とりあえずやめた。今週も人と会って話を聞いてもらう機会が何度かあるから、それからだって遅くないし。
ひとまず、彼に手紙を書こうと思う。出せるかわからないし、出しても読んでもらえるかもわからないけど。
もし彼が読んでくれたら、やっぱりこの子を手放すんじゃなかった、って思うような、涙なしには読めない手紙にするのが目標です。笑
彼が後悔し始めた頃、私はすでに素敵な人に出会っている、というのが理想だなぁ。そういうくだらないことを考えて少し元気になったり。


私は自分のことを人に相談したりするのがあまり得意じゃなくて、この1ヶ月間も彼とのことはほとんど誰にも話してなかったけど、その前から、いつからかはわからないけど、友達に彼について話す内容を自分で検閲してた気がします。
軽い愚痴は言ってたけど、「それ怪しくない?」とか「別れた方がいいよ」って言われそうなことは意識的に話さないようにしていたと思う。
うまくいってないって思われたくないし、自分でも薄々思っていることを人から言われたくなかった。
その時点で、いずれだめになるのは必至だったかもしれない。私が疑心暗鬼すぎたとしても、彼がクロだったとしても、どちらにしても。


一緒に行ったとこ、一緒に食べたもの、一緒に見たものを思い出すとつらい。何度も行ったハンバーグのお店とか、岩盤浴とか、彼に招待してもらって始めた某クイズRPGとか。
手をつないで歩いてるカップルを見るのもとてもつらい。
いろいろもやもやしてたしずっと不安だったけど、一緒にいて楽しかったし、居心地よかったし、好きだったよ。彼にとってはいつからかそうじゃなくなってたのかな。
彼がいったいどういう人だったのかもよくわからなくなってしまった。